すぐにクレープ屋に戻り、雑にクレープを受け取って優花の元へ走る。 (お願いだから………無事でいて!) 「優花!」 そう思いながら必死に走る姿は周りから異常に見られるかもしれないのは、どーでも良かった。 「優花っ!大丈夫っ!? なんともない!?」 ベンチに座らず大通りのど真ん中でポカンとしていた優花を見つけ、すぐ叫んだ。