ずっと考えていても 答えは見つからない。
皆に信じてもらうには、いったい………




「優花!!!大丈夫!?」

「えっ。あ。真紅!
何か用??」




「『何か用??』じゃなくてさ、
ぼーっとしてどうしたの?
とっくに 4時限目終わってるし、
何回も呼んでるのに 上の空だし」



「もう!!??」

全く気がつかなかった…

あ、
そうだ!!!!
真紅なら何か良い案を、考えてくれるかもだな。


「じゃあ 屋上に行こう。」

私は真紅の手を引っ張りながら、
いつもの場所に向かった。