『まぁ そろそろ来るんじゃん?? アイツだったら 今日はきっとくる。』 私はその渡された紙を見て思った―― おまえがなんかしたんじゃないか??、と。 なんで 理恵子が来るとか 来ないとかが、 お前にわかるんだ?? 私は真紅を疑い、睨んだ。 視線に気づいたらしい真紅は、 「違うって」と小声で言いながら首をふった。 あやしい…………