ガタガタンッ

誰?うるさいんだけど…。


夢『烈…斗…?』

桂木『あぁ。あのさ、
お…俺……遠一に…呼び…出された…。』


……………………?

え?

夢『マジ?え、は?…マジで?よかったじゃん。本当…
よかったね!』

桂木『…なんだけど。
俺…今から…行くんだ、中庭。まだ告られるか分かんないのに…自惚れてたらダメだろ?

だから…喝いれてくれね?』


夢『いいよ。
力入れろよ。行っくよー』

バシッ

あたしは烈斗の背中を思い切り叩いた。


桂木『…っ!
よし…行ってくる。』

夢『いってらーっ!
頑張ってね♪』



烈斗はヒラヒラと手を振り、中庭へと去っていった。