私は急いで澤田君の後を追った。


そして澤田君の止まった前には……平野君だ。

そういえば、平野君と澤田君って仲良かったもんね。


平野君とは…、あれ以来話していなかった。

平野君のあの時の質問には本当に驚いた。
そして…、こう思った…。

『平野君って…カンいいのかも…』って。


「つーわけで、他の教科は影原に教えてもらうことにした〜!!」

私なんかでいいのかな?

「澤田君。本当に私なんかでいいの??」
「うん!!影原に教えてもらえば百人力☆だからお願いしますっ!!」
「…わかった!私でいいなら、こちらこそよろしくね♪」
「それじゃぁ、優、影原、今日の放課後から早速お願いしま〜す。」
「はーい。」「おぉ。」

………放課後。

なんか緊張してきた…。