『逢坂戻っていーよ?俺このまま授業さぼるわ』



「え、ずるいー。私も授業さぼらせてよ」




『おー。なんか、色々ありがとな?』




私、なんもしてないんだけどな。


宮市のためになったなら良かった良かった。




…おっとお。

宮市くん、私の肩寄りかかってきてるんだけど。


いやーん
だいたーん。


なんつって

お疲れ様、宮市。


今日は特別に私の肩貸したげるよ。





のほほーんとした空気が流れていたとき



ガラガラッッ…―――――