空の声に被せるように男の声が聞こえてきた。



「あ。」




『よろしくね、奈央♪』




いつの間にかあいつ…、じゃなくて、桐山蓮が私の横にたっていた。





「あんた、桐山蓮って言うんだ?よろしく。」



って私…

さっきこいつに告られたよね?