俺様王子はシャイボーイ?!







「ふわあー…」



やばっ…
昨日モンハンやりすぎて、全然寝てない(汗)




『こらっ!みんなの前で欠伸しないの!』


ペシッ

私の頭を叩く空。




「うー…、だってモンハンがさーあ」



モンハンは私を寝かせてはくれなかったのさ!



んもー、空は加減を知らないんだからー。
本当痛いんだからね~!









あーっと、自己紹介遅れました。



逢坂奈央。
あいさかなお。


以上。







…えっ、駄目?


仕方ないなあ。



逢坂奈央、16才…かな。

最近自分の年も覚えてないんだよねー(笑)

まあ生きてれば嫌でも年とるんだし?



で、今はモンハンが私の相棒。

まじ面白いからっ!

みんな私と一狩り行こうぜ!(b^ー°)









えっ?

途中から自己紹介になってないって?

んー、まあいいじゃん。


私の紹介なんか聞いてもつまんないよ?





私、凡人だし。













『ちょっとー、私の紹介忘れてない?』



空が怒りながら言ってきた。

なになに、空には私の頭の中の声が聞こえてるわけ?



まあいーんだけどっ


ではでは空の紹介をしますかね。


えーっと、
空こと私の信頼してる友達。
涼木 空<スズキソラ>

なんかさばさばしてて、可愛いくせに飾ってないんだよね。
そんで私のことを一番わかってるやつ。


でもときどきうるさいんだよねー。

ほら、さっきの欠伸とかさー。













『ちょっとーお、私の紹介で変なこと言ってないでしょうねー?』



「…言ってません」



空、こわーいっ






『んーまあ良いや。てか次の時間理科だよー。理科室行こ!』



私理科嫌いなんだよね。
地球が出来た歴史?

んなもん今生きてる私には関係ないっての。
今を歴史に変えるのが私達の役目じゃん。

あれ?
なんかいーこと言ってない私?←



てか

「教科書忘れたー」



理科の先生そうゆうのうるさいんだよね。



「…借りてくるわ~」



私は空に先に行ってもらって他のクラスに向かった。











「しっつれいします。」


がらがらーっと豪快にドアを開けてみた。



『お、奈央じゃん。どした?』



それに反応して話しかけてきたのは1年の時同じクラスだった友達。

日向榛名<ヒュウガハルナ>

なんつーか、めんどくさい名前だよね←


なんか気が合うから、クラスが替わった今でも仲良くやってる。




「榛名っ、理科の教科書ー。」


『またかよ』



だって忘れたんだもん。
仕方ないじゃん。