このくもの道を歩いてきてそろそろ1時間くらいが経とうとしているが
一向に出口らしきものが出てこない。

でも聞きたいことは山ほどあるのでたくさん聞ける。

高「この天使界は地球の上にあるの?」

ル「いや、しいて言うなら地球とはまったく別次元の世界だな。」

高「どういうこと?」

ル「俺もよくは知らないが宇宙の外世界に当たるらしい。」

ル「それだから宇宙よりかもっと広く4次元なんてところじゃない。
でも、サタン軍のやつらもこのあたりを占拠してるから
よくわからない。」

高「・・・・・・・」

驚くことばかりだ。
こんな壮大なところだなんて。
今、初めて死んでよかったと思った。

高「あと1つくらい聞いていいかな?」

ル「いいよ。」

高「天使って階級ってあるの?」

ル「あるよ。簡単に階級が低い順に言ってくと
エンジェル 
パワー   
ヴァーチャー 
ドミニオン
ソロネ
がある。
この上の上級天使は一人一人に名前が与えられる。
天使はみんな名前をもらえるように頑張っているよ。
最初の階級はそいつの戦闘能力で決まる。
はじめからいい階級につけることもあるから
頑張ったほうがいいよ。

高「へぇ~そんな決まりがあるのか。
驚いたな。」

ル「おっと、こんな話をしているうちに見えてきた。
天界の門」

ルシフェルが指を刺した先にとてつもなくでかい門があった。

この門をくぐったあと何があるかは今の俺では予想がつかなかった。