「よかった」


「ありがとう…」


―ガチャ


「裕也?!大丈夫?」


瑞希さんが病室に入ってきた


「あの!本当にすいませんでした」


「里衣ちゃん!何言ってるの!好きな子を庇うのは男として当たり前のことなんだから!」


「へっ?」

「おい!姉貴!」


「え?あなたたち付き合ってるんじゃないの?」

「つつつ付き合ってませんよ!」