病室に行くと裕也くんはぐっすりと眠っていた
私はそっと手を握りながら目を覚ますのをまった


「っん…」


「裕也くん!」

「里衣…………?」

「裕也くんごめん…私のせいで」

「気にすんな。それより怪我はないのか?」

「うん」