優姫「ねえ、葵。うちのお兄ちゃん見たことある?あのね、お兄ちゃんは、チョウキョリシャゲキが得意なんだって。」



葵「岳兄ちゃん!」


岳「!!!!!」


悠人のほうに銃を構えてた岳は反応に遅れる。


岳兄ちゃんを倒しても、どうにもならない。





なら銃を壊すまでだ。



バキッ!



岳「やるな葵。だけど俺は。




  お前の弱点を知っている。」


その時の葵はただ一人。


右から人が来る。手には鉄パイプ。


近い。よけれない。


時雨「葵―――――!!!」



牙龍「ニヒッ!
   俺らの勝ちだ!」


みんな、ごめん。


バン!


痛く、ない。


蓮「葵大丈夫か?」


鉄パイプを持ったやつは、倒れている。


前にも、あった。
入学式のことだ。


葵「蓮、蓮!」


私は必死で蓮を求めた。
私は必死で抱きしめた。
蓮は必死で抱きしめ返した。