葵「時雨。敵は必ず銃を所持してる。敵の数が少なくなったら、私たち以外を、東門と、西門に散らす。…そうだな。後200減ったら。」

みんなは戦う。


葵「おい、私らは残して、西門と東門に散れ!ここはだいぶ数が少なくなってきたし、東門や西門は、数が増えたらしいからな。」


「「「「「「わかりましたぁぁぁ」」」」」」



そして、残ったのは、葵、時雨、翔、瑛、龍、陸也、蓮だけになった。



岳「よお、葵。と、時雨と陸也。久しぶりだな。」


そういった瞬間、葵を囲むようにして翔と時雨と陸也が守る。


岳「ははは。まだやんねーよ。お前らに聞くことが分かるまでな!」



岳「おい!葵!てめーだろ、優姫を殺したのは!」


葵「違う!」


岳「おーおー。何言っても無駄だぜ。俺は信じねーから。」


キラ。


岳の手から見えた黒光りするもの。


それは銃だった。


岳「おい葵。お前に兄妹を失う悲しみはわかるか?わかるわけねーよな。だって失ったことがない。だから!」


岳「時雨!悪いが死ね!」


葵「時雨!」

葵は、時雨のことを押した。弾はぎりぎり葵の髪をかすった。

時雨「ふう、あぶねぇ。葵、大丈夫か?」

葵「うん。時雨は?」

時雨「大丈夫。」


岳「ふうん。運がいいな。でもこれはどうだ!」


出したのは、長身銃。


葵「まさか!」


葵は走り出す。

隼兄と悠兄が!