たまり場にお酒を買ってから顔を出すと、斗真さんと、私より先に入った亮平ーリョウヘイーが居た。

亮平は高校の同級生。

父子家庭で、父親は彼女の所に行きっぱなしらしい。



「お疲れ様でーす!」



私は亮平にお酒の入った袋を渡しながら、ソファーに座る斗真さんの隣に腰を下ろした。

実は斗真さんもお客。

まぁ、特別にただだけど。



「お前、他の男を抱いた後だろ」



「…ん…、ダメですよ?
亮平も居ますからね」



斗真さんが、私のスカートの下から、下着に手を入れて、直接、確かめて来た。

私はその手を引いて、膝に戻させた。