『オッパ、どうしてそんなに詳しいのよ?
何か気になる!』
「ソナ、心配しなくても大丈夫だよ。
彼女は、美racle/Ladyが日本でデビューした頃、一緒にバラエティーに出たことがあって、彼女から女優メイクの仕方を教わったり、演奏を披露したりって番組内で遣って、その時の自己紹介で彼女が言ってたんだ。
ソナや妹のハヌルと同じ年だったから、結構覚えてたんだよ。
それに、最近良くドラマでも目にするし、この間はうちの山崎幸次郎と一緒に映画で兄妹役で出てたばかりじゃん。」
『そっかぁ。
あの映画良かったもんねぇ。
思い出したわ。
それで、李 垠(イ・ウン)ってどんな人なの?』
「ソナ、まさか、知らないの?」
『確か‥‥朝鮮最後の王世子(ワンセジャ)だったと記憶してるんだけど、どんな生い立ちなのか迄は知らないのよ。』
「李 垠(イ・ウン)はね、10才の時に日本に渡って、56年間もの長い年月を日本で過ごしたんだよ。
その間、自国を訪れたのは数回のみで、日本国籍を持っていたり剥奪されたり、朝鮮民族でもなく無国籍にさせられたり、在日朝鮮人になったり、王世子(ワンセジャ)になったり、王位継承権を剥奪されたり、王族や皇族と扱われながらも、途中からはそれも廃止になり、全て戦争が影響しているんだけど、大変な日々を送った人なんだよ。。」
『ところで、友植オッパ(ウシクお兄さん)、お兄さんは何歳から何歳までを演じるんですか?』
「一応18才から66才迄なんだ。」
『凄い幅広い年齢を演じるんですね。
66才なんて、殆ど特殊メイクしてやるんでしょうね!?』
「そうだね。
かなり無理は有ると思うけど、まぁどうにかなるでしょ!」
『ハハハ、短絡的~!
チャギヤ(ハニー)、そう言えば聞いてなかったけど、あなたは何話から何話迄出演するの!?』
「エッ~ト、確か26話から最終話迄だったと思うけど!」
『最終話って、何話迄有るの?』
「一応、監督の予定では全75話って言ってたけど、構想を練っている途中だって!
祖国に戻ってこれた所にエンディングを持ってくるか、亡くなった所まで描くかによって、もう1~2話増える可能性もあるって言ってたから。」
「ヒョンニム(兄さん)、どっちにしたって大変ですね。
殆ど日本ロケになるんじゃないですか!?」
「そうなんだよ。
ほぼ俺が出演する50話は日本ロケで、期間は順調に撮影が進んだとしても1年掛かるそうだから。」
「新婚ホヤホヤなのに、ユジン姉さんと離ればなれなんて、つらくないですか!?」
『チャンス君、心配要らないわよ。
私、来月から新星MUSIC日本支社で活動するから。』
「え~~ッ!?
それじゃ、歌手U-Jinの日本デビューなんですか!」
『そうよ。
高会長にお願いしたら、
そう言えばソロのミュージシャンは当たりそうだな!
グループ歌手ばかりで飽きてた頃だからちょうど良いよ!
って言ってくれて、早速来月から日本で歌手遣りま~す!
また、いつでも会えるねソナちゃん。』
「ヤッタァ~!
ユジンお姉さんが日本で困らない様に、私もお手伝いしますね♪」
『宜しくお願いね。
チャギヤ(ハニー)、貴方も上手に時間作ってよね。
それでなくても、ドラマの撮影って言ったら、待ち時間なんかの拘束される時間が多いんだから、巧く抜け出して帰って来てよ?』
「こればっかりは、流石に状況見て判断しないといけないから、直ぐにハイ!とは言えないけど、俺も優珍(ユジン)に会いたいから、撮影が入ってないときは監督にお願いして抜けさせてもらうからね!」
なんて言いながら見つめあってる。
本当に仲の良い夫婦である。