「ねー。起きてよー!・・・
あっ!起きないと、ちゅーしちゃっ・・」



ガバッ!!!



「あー。やっと起きたー。おはよー。」



と、のんきに手を振る先輩。




「おはよーございます・・・
じゃなくて!!!
佐々木先輩!さっきなんで私に
抱きついてたんですか!?」



あやうく先輩のペースに流されそうになる。






「あっ。俺の名前知っててくれてるんだー。」




「よくクラスの女子が先輩のことで
騒いでますから・・・・
そーじゃなくて!!
私の質問に答えてください!!」




「んーとねー・・・」



考えこむ先輩。



「なんですか!?」


先輩をせかす私。




「・・・・いかったから。」