「お兄ちゃんフリーターじゃない!!」 そう、オレはフリーターなのだ。 今まで大学には行かず、福井で就活していた。 「いや、母さんからの仕送りを頼りに就活は向こうでやりたいなーって」 母さん、さっきから無言なんですけど。 やっぱりムリか? オレが諦めかけた頃、ついに母さんが口を開いた。 「いいわよ」 「「ええ!?」」 「その代わり、条件があるわ」 「条件って?」 「東京に晴彦君いるでしょ?ほらあの子社会人だし洋服ブランド会社の社員でしょ?あの子と同居するって言うのならいいわよ」