「今なんっつた??」

顔には漫画で言う怒りマークがたっくさんありそう。
怖すぎるよ・・・優燈くん・・・泣。

「えぇと・・・。なんだっけ?」
私は何事もなかったのように喋る。
優燈くんのお顔は曇り。
いや、嵐になるかも・・・。

「そっか~。覚えてねえならしゃあねえな。」

そう言って尻餅を着いていた私の腕を引っ張って起きさせてくれた。
へえ・・・優しいとこあんじゃん。
優燈くんはとってもカッコいい笑顔で私を見る。

「楓。」

「ん?」


ああ・・・そうだったんだ。
やっぱりあの笑顔は




だったわけか・・・。