パンッ!

「ごっそーさんっ」

「あ・・・どうだった?汗」

「美味かった、また作れよな。」

そう言ってほほ笑む優燈くん。

カッコいい・・・・・・。

「おーい、楓!!」

「何?」

私は食器を洗っていた手を止めてリビングへ走る。

「これ、やっていい?」

優燈くんが指さしてるのは
私が得意なゲーム。

「ん、いいよ。」

「楓もやる?」

「やる!――あ!!そうだっ!」

「何?五月蠅いんだけど・・・。」