あっちから走って来たのは

「優燈??!!」

「えぇ、そうよ。
楓の大好きなね。」

「な・・・何でウチに?!」

「優燈は今、大人気でしょ??
それで、ウチだったら都心に近いから住ませる事にしたの。」

マジで?!
ヤバいヤバい。
イケメン・・・しかも優燈と一緒に暮らせるなんて!!

「よろしくね、楓ちゃん」

間近で見ると本当に綺麗・・・。

「お母さんはあんまり帰ってこれないけど、優燈がいれば寂しくないでしょ?」

寂しくないけど
ある意味興奮するんだけどぉー!!!

「あっ!!こんな時間じゃない!!
あとは若い子達でよろしくやってなさい!!」

そう言うとお母さんは駅方面に向けて速足で歩いて行った。

何か・・・
お母さん軽くない?!