「んっ・・・・!!」

上を向くと優燈くんに捕まった。

優燈くんの綺麗な顔は
私の目の前にあって・・・。

「ちょ・・・優燈・・・くっ・・・!!」

やめようとしても
やめてくれない優燈くん。

(苦しい!!!苦しいってば!!)

私は優燈くんを叩く。

「っ・・・はぁ・・・」

死ぬかと思った...。

「もう!!何考えてるの?!」

私は優燈くんにつっかかる。

「何言ってんの。」

そう言って私の手首をつかむ。

「なっ?!離してよ!!」

「離してやんない。」

訳分かんないし・・・。

「はーなーせっ!!」

優燈くんの手を叩く。

「五月蠅い。」

「え・・・きゃっ!!」