そう言うと顔を近づける優燈くん。

「ゆっ・・・優燈くん!!
やめてっ・・・」

「だから“くん”付けするなっての。」

デコピンをする優燈くん。

「本当に楓は・・・。
お仕置きしなきゃ分かんない??」

そう言うとニヤッと妖しく笑う優燈くん。
おっ・・・・・・お仕置きしなきゃ分かんないって・・・///
こんな時でも優燈くんをカッコいいと思ってしまう自分。

単純だよね・・・泣。

「ほら楓、こっち向けって。」

「いーやっ!!」

私はそう言って顔をソファに埋める。

「楓。」

「優燈くんが下りてくれれば顔あげる。」

逆にそんな交換条件を出してみた。
今思えばこんな事するんじゃなかった。