「・・・」
「・・・仁菜」
「・・・ん?」
私には有子がいるから安心。
だけど・・・先生には誰もいない。
「・・・先生の家、行って来たら?」
「・・・ううん。大丈夫・・・」
本当は大丈夫じゃなかった。
また、あの時と一緒だから・・・。
私の中で、大野先生の存在が確実に大きくなっている。
「・・・じゃぁ、電話したら?」
「え?」
「・・・先生も・・・仁菜の声、聞きたいと思うよ?」
「・・・だけど・・・」
「・・・後悔しても知らないよ?大野先生と離れ離れになっても」
有子は多分、お見通しだったのかも・・・。
「有子!!」
「ん?」
「・・・今日、早退するっ!」
「・・・うん」
「・・・」
私は呼び鈴を押した。
すると、出てきたのは・・・。
「・・・東雲・・・」
いつもの先生じゃなかった。
瞼が・・・赤い・・・。
「・・・遊びに来た♪」
「・・・仁菜」
「・・・ん?」
私には有子がいるから安心。
だけど・・・先生には誰もいない。
「・・・先生の家、行って来たら?」
「・・・ううん。大丈夫・・・」
本当は大丈夫じゃなかった。
また、あの時と一緒だから・・・。
私の中で、大野先生の存在が確実に大きくなっている。
「・・・じゃぁ、電話したら?」
「え?」
「・・・先生も・・・仁菜の声、聞きたいと思うよ?」
「・・・だけど・・・」
「・・・後悔しても知らないよ?大野先生と離れ離れになっても」
有子は多分、お見通しだったのかも・・・。
「有子!!」
「ん?」
「・・・今日、早退するっ!」
「・・・うん」
「・・・」
私は呼び鈴を押した。
すると、出てきたのは・・・。
「・・・東雲・・・」
いつもの先生じゃなかった。
瞼が・・・赤い・・・。
「・・・遊びに来た♪」