次の日。
私は五十嵐に事情を聴いた。
すると、先生の言ってた通りだった。
「・・・」
放課後、私は先生のマンションに行った。
「・・・先生、昨日は・・・ごめんなさい」
「東雲・・・」
「・・・今日、五十嵐に事情聴いた。そうしたら・・・先生が言った通りだった」
「・・・そうか」
「先生を信じれば良かったのに・・・」
「・・・良かったよ。お前が五十嵐と付き合う前で・・・」
「先生・・・」
その時だった。
私のお腹が鳴った。
「ぶっ・・・///」
「笑わないでくださいっ!!」
その日の夜、私は先生の手調理をごちそうになった。
それから、1週間後。
大野先生の謹慎が1週間となり、今日は謹慎明けの最初の出勤日!
「・・・」
「東雲・・・」
「・・・一緒に学校、行きませんか?」
「・・・橘は?」
「・・・有子なんです。『先生と一緒に学校行け』って言ったの」
「あのバカは・・・」