「え、美華好きな人いるの?」

「うん。ここだけの話、
私の好きな人、家庭教師なの。」

「「家庭教師~!?」」

奈々子とかぶった。

「あははっ、2人とも声大きい。」

「ごめんね、それでその人
何歳なの?」

「それ、りんごも気になった!」

「大学生でね、20歳なんだ。」

「そうなんだ~」

「美華、美人だしさ
大学生なんてコロっといくよ!」

「りんごありがとう。
私今日のりんご見て思ったの。
私も頑張らないとなって。」