笑顔で手振りながら帰って
行った宮本くん。

渡されたメモを見て、
自分のほっぺたをつねって
みて、

「…痛い。夢ぢゃない!」

私は急いで2人の所へ走った。

ダダダっ

「はあ、はあ、美華、奈々子ー!
聞いて!話しかけてくれて
メアドくれた!」

「急激に接近だね。」

「そうなの!美華、私付き合えるかな?」

「メアド渡したとこらへん
見ると脈あり、ぽいよね。」

「やっぱり、そうかな!」

「よかったね。りんご!」

「うん!奈々子ありがとう!
奈々子が背中押してくれたから
頑張れたよ~」