でも、 そんな私の願いも儚く消えて 「お、朝から奇偶じゃねぇか」 「……」 校門の前でタイミングよく、ばったりと会ってしまった。 しかも、朝の挨拶が超馴れ馴れしいし…… てゆーか 「何ちゃっかりと私の隣歩き始めちゃってんの?」 「ん?悪い?」 「悪いよ……超重罪だから」 「何それ……」