「もぅっ!!信じらんないし。何してくれてんのよーっ!!」



二人で歩きながら言った。



「何?ヤダったわけ?」



涼しい顔をして言う秋人君。


全っ然っ!!自分のした、ことの重大さが分かってない。




「ヤダっていうか…………。あぁ、もう私、明日教室入れないよぉぉぉ……」



私はうめきながら顔を押さえた。



「なんだ、どうだっていいじゃねか。この俺の彼女なんだから自信持て」




……それは本当に慰めてるの?