─────── 放課後になって、またいつも通り秋人君は迎えに来てくれた。 「優那遅い」 「ちょっとくらい待ってよっ!!」 秋人君は相も変わらず意地悪です。 「……ん」 そう言って秋人君は私に手を差し出す。 「~っ///」 私も赤くなりながら手を乗せる。 途端に 「え、丘崎さん達ホントに付き合ってたのっ!?」 「いゃーっ!!秋人君ーっ!!!!」 「丘崎さぁぁぁあんっ!!!!」 教室中に悲鳴?が溢れた。