「ごめーん、お姉ちゃんに買い物頼まれた。……行かなきゃなんないからまた明日ね」 「ドンマイ葵。うん、また明日。メールするねー」 私達はそう言って途中で別れた。 私は、気の毒だなぁと思いながら帰った。 一人だし、本屋でも寄ってくかな……。