その後学校の事や授業の話を聞き
HRは無事おわった。

「下校時間に遅れないように!!」
そう先生から声がかかると帰りはじめた

「あおいー!帰ろ。」
「あ、うん。待ってー!!」

私達は学校をでて駅へ向かった。

電車に乗って陸斗さんを探した。

「あおいっ!!聞いてんの?」
「あ…うん。」
「なんか今日おかしくない…?」
「ごめん。…なんか今日調子悪いみたい」

咄嗟についた嘘がこれだった

「大丈夫?気をつけなよ。」

降りる駅についた。

2人並んで駅を出る

「また明日。あおい遅れないでね」
「…うん」
琴音が歩き始めた。

「琴音っ!!!!!」
そう叫ぶと琴音が戻って来る
「どうしたの?」
「あのね…さっき嘘ついた。」
「えっ!?」

私はすべてを説明した。

陸斗さんが気になると言ったら
「冗談やめてよね!」
と笑われた。

「冗談なんかじゃないよ…」
「まあ…あおいが本気ってゆーなら…
うちは全力で応援するよっ!!」
「ありがとっ!!誰にも言わないでね…?」
「当たり前だよっ!!じゃあね」
「うんっ!バイバイ」

私はまだ知らなかった
佐那木さんが陸斗さんを狙っている事を…