早『亜衣!』


早希が話しかけてきた。


亜『ん?どうしたの?』


私は、言った。


早『今日から頑張ってね!
   今まで通りにすればいいんだから!』


早希には、私の心を全て読まれてるような感じがした。

なぜなら…
私は、帰り道、湊にどんな風にすればいいんだろうと考えていたからだ。


亜『うん!ありがとう!今まで通りに頑張るねっ!』


早『おぅ!頑張れ!じゃあ、また明日ばいばい!』


亜『うん!ばいばい!』


私は、少し教室に残って心の準備をして湊の待っている門の前に向かった。