――――美形が3人。



目の保養になるな、うん。



なんて、このありえない現実から目を逸らそうとしていた。



「あっ、サヨは中学時代からの腐れ縁?エリちゃんには俺が紹介したんだ」


「紹介?」



なぜか疑問は聞かないようにっ!


それを聞かれると、答えられないからっ!



心の中ではアタフタしているものの、表に出すわけにはいかず。


ひたすらこのままサヨさんとこの場を後にする事のみを願う。



のに……



なのにっ!



「ハヤト達は買い物?」


「ん?あぁ。ほらショッピングセンター出来ただろ?ソウ、この前行ったって聞いて俺も行ってみたいなぁって」



あの……


おーいっ。



オォォーイっ!