後を見ると、夏村 陽太がいた。 う、噓…/// すごい、嬉しい…/// 「大丈夫か?」 「ぁ、うん…///」 あたしは中身の教科書を一冊ずつ拾っていった。 「手伝う」 「ぁ、ありがと…///」 手が、震える…。 あぁ…変わってない。 女好きでも、本当は、 すごく優しいから──だから、好きなんだ。