「あたしもバスケかなぁ…」 「とりあえず、アリーナ行こっか」 「そうだね」 あたしと京ちゃんはアリーナへと足を運んだ。 そこには、女子も男子もたくさんいた。 そっか…浅草高ってバスケ強いんだっけ…。 …ぁ、だから陽太…。 …バカだ、あたし。 期待して…。 一緒の高校に来てくれたんじゃないか、なんて──…。