「はっ? ちょっ、いきなり…」 「早く支度しとけー。ぁ、着替え手伝ってやろうか?」 ニヤッと笑う陽太に、あたしの顔は真っ赤になって、枕を思いっきり投げつけた。 まぁ、交わされたけど。 陽太が部屋を出て行き、あたしは自分の服を脱いでいった。 そりゃ…小さい頃は、一緒にお風呂入ってたりしたけど… 今はもう…違うんだからさぁ。 「デリカシーを持って欲しいよ…」 そう、小さく呟いた。