「はぁ?! これ、さっきも説明しただろーが!」 そんな事を言いながらも、あたし達に教えてくれる陽太は優しい。 「ってか、夏村って、なんで頭良いの? 授業サボってるくせに」 「うるせ」 そんな会話をしながらも、あたしは黙々と宿題を始めた。 「柚、わかんないところないか?」 「ぇ、うん。ありがと」 「わかんないところあったら言えよ」 「うんっ!//」 陽太は、優しくあたしの頭を撫でた。