その間、柚はリビングのカーテンを閉め、テレビをつけ始めた。

「学習してんじゃん」

前までは、ただ怖くてベッドの中に潜り込んでたのに。

「そりゃ、15年間生きてたらねっ」

「そっか。ほら、柚も髪ちゃんと拭け」

「ん」

俺は柚の髪にさっき自分が使ったタオルを置いた。

「ありがと///」

「お互い様」

「へへっ///」

「…柚」

「んぅ」

俺は、そっとキスをした。

「…//」

「あんま可愛い顔すんな」

理性が危ない…。