翌朝。



「あーー……あった!」


『えーっと……』



アタシはゆうちゃんと早めに会社に来て一人一人下駄箱に入れて行く。



下駄箱の数は社員の数以上にある。探すのにかなり苦労した。



そして最後は木田クンの下駄箱にそっと入れた。


………微妙に緊張する。



「ぃよし!これでオッケー?」


『オッケー!』




アタシとゆうちゃんは入れた事を確認すると仕事に向かった。