『ゆうちゃん!がんばろー!!』

アタシは一生懸命ゆうちゃんを盛り上げよぉとするけど…

「そぉだねー…」



…だるそうだ。ホントに具合悪くないとえぇんやけど。








「皆さん!では、ここからくじを引いてチーム決めます」


あーワクワクする!
バレーとか高校の体育以来や♪



くじを引いた結果…
アタシ、幸田クンであと数人の知らん人達。


ゆうちゃん、のの、木田クンで同じく知らん人達。



ゆうちゃんと離れちゃったー。
残念…。


「梅田サン!頑張ろうなぁ!!」

幸田クンがニカッと笑って話しかけてきた。
『おー!頑張ろ!!絶対勝ちたい!』

ガッツポーズをして気合いを入れるアタシ。そんなアタシが意外だったのか…

「気合い入ってんなー、バレー好き?」

『好きっちゅーか、スポーツ好きやし!こぉゆうのワクワクする!!』

「へー!あいつと一緒やなぁ」

ハハっと笑って親指で'あいつ'を指した。

その先には木田クン。
『あーさっきも嬉しそうやったしなぁ!』

「やろぉ?バレーもしとったみたいやし」


ほぉ…バレーしてたんやぁ。
まぁ、何かしらしてるとは思ってたけど。

『だったらうまいんやろなぁ。負けてられんなぁ幸田クン!』

アタシはバシっと幸田クンの腕を叩く。