―――2週間後。


2週間もの間…
私はずっと部屋に引きこもっていた。

でも,コスプレの仕事が入ったので私は2週間ぶりに家を出た…。



スタジオに着くとマネージャーが駆け寄ってきて「2週間も引きこもってたの?大丈夫?」って声をかけてくれたけど私はそれに適当に答えて楽屋に入った。



ガチャ



楽屋を間違えたか?
何故か目の前に帝が座っていた。


「よぉ……なんで学校休んだの?」



しばらくの沈黙。



「出てって。」
「…ん。わかった。」


それだけ言って帝は楽屋を出た。

頬を冷たいものが伝う…。


まだ帝とは顔を会わせられないみたいだ。


自分が情けなくて…
恥ずかしくて…

泣いた…



二時後。
無事に(?)撮影を終えて買えるじゅんびをしていた。

すると楽屋の扉からノックをする音がした。


「はい。誰ですか?」
「私よ」


扉の向こうからはマネージャーの声がした。

「入っても平気ですよ♪」


ガチャ…


「どうしたんですか?」
「これからみんなで食事に行くんだけど…どう?」
「はいっ!!行きます♪」



それから直ぐに支度をしてそれぞれ車に乗って目的地まで行った。
もちろん私はマネージャーの車で♪



しばらくして無事目的地についた…
店に入ると何故か貸し切りだった。


でもそんなことは気にせず私は
いろんな物を食べて
いろんな物を飲んだ。


頭の隅の帝を消すために…