目の前のトマトケーキをながめた。

そして彼女の顔をみつめる。

なんて心が暖かい人なんだよ。



”リアルが楽しい”

”あなたの不幸に私はメシウマ”


この2言を言うことで

市尾の気持ちを絶望させて、


この人は俺を、ネトゲの世界から

救い出すつもりだったのだろう。


わざとイヤな女の役を演じてね。



リア充をアピールをしたきみ。

でもわかるんだよ。