「私はもうネトゲはどうでもいいの。」


「市尾と半年前に出会ったね。
 それからネトゲがくだらないと思えてきて
 ゲームをやるのをやめたんだよ。
 あなたがイジメについて語ってくれて、
 すんごく私は幸せなんだって気づいた」


「リアルが今は一番楽しいの。」


そう言って彼女はニコニコしていた。



 …うそつき、分かるよ。


いくら言葉で幸せだ、とか


ゲームとは足をあらった!

だなんて言っても、


わかるんだってば。