いつものように 今日も竹藪を通り 川へ向かう 竹藪を出た途端 強い陽射しに 『暑っ』 おもわず声が出た それもそのはず 5回目の夏休みが すぐそこまで来ていた サワサワと竹の葉の心地よい囁きと 涼しい風が通り抜る 竹藪の中とは一変 蝉の叫び、 ギラギラと睨みつける太陽 唯一、川の奏でるソロソロという音だけが涼しかった