夜、リビングからお父さが、母さんに怒っている声が聞こえた。 私のことだった。 お母さんを助けたくて、なにを言ったかもわからなくて、 だけど沢山泣いたことはわかった。 その日は、結局お父さんとお母さんの喧嘩は続いていて、 私は泣きつかれて眠ってしまった。