土「あ?」


鬼の手は宙をきった。


沖「僕の玩具で勝手に遊ばないで下さい」


総ちゃんがあたしを前から引っ張ったから。

引っ張られたせいであたしは総ちゃんに抱き締められるような形になった。


菊「ちょ、総ちゃん離して!!」

土「そうだ、離せ!!」

沖「えーー」


ぷくっと頬を膨らます総ちゃんは少年みたい。

……ってそんなの思ってる場合じゃなくて;;


菊「総ちゃん、また甘味奢るから今は離して。
そして副長を止めて」

沖「本当ですよ?
約束しましたからね?」


総ちゃんが離してくれた瞬間に思いっきりダッシュした。