その おじいちゃんのワガママ


それがアップルパイだった。


前に食べたアップルパイの味が忘れられなくて、どうしても食べたいって。



彼はアップルパイを探しては 持っていくものの


いまだに合格していないのだという。



彼の深いため息に すべてが込められいる気がした