『あ…。ごめんなさい。なんか、俺、名前も言ってなかったし超怪しいですよね』



コーヒー一口飲んで

姿勢を正した彼がやっと名前を教えてくれた



『谷口健介です。近くのソフトウェアの会社に勤めてます。あ、ここには爺ちゃんが入院してて…』