俺は慌てて注文する。


「じゃあ、ジントニック。」


「はい。」


ユタカさんは注文を聞くと、
すぐに作り出した。



「はい、SHIRO。」


姉さんはかわいくラッピングした袋を
俺に差し出した。


「ホンマに持って来てくれたんや?」


「一応ね。」


「ありがとう。」


「どういたしまして。」


そう言うと、姉さんはまたグラスに口を付けた。