そしてゆっくりと顔を近づけ、
佳歩の唇をやさしく奪った。



「SHIRO・・・
私も好きだった・・・
ずっと好きだったよ・・・」



玄関の仄かな灯りに、
照らされながら
二人、強く抱きしめ合った。